断食で−8kg

3月のテーマは「断続的断食」(Intermittent Fasting) です。ゑり子先生は去年の9月から実践していて、私も11月頃から私も取り組み始め、今でも続けています。
そもそも断食は宗教の一環として古代から広く実践されていました。イスラム教のラマダンや、カトリックのレント、ユダヤ教のヨムキプールなど、一年を通して断食する期間を設ける場合もあれば、ヒンズー教や仏教のように日常的に行う場合もあります。特に古典仏教の「正午から翌日の日の出まで」の食戒は現代の12−16時間断食に似ていると思います。
宗教的断食は「体を内部から清める」や「欲望(食欲)に打ち勝つ」ことを目的に行われてきましたが、断食の科学的考察はごく最近になって始まりました。人体には、胃腸から入って来た食物のエネルギー(カロリー)を体内に貯蓄するモードと、貯蓄したエネルギーを燃焼するモード、の相反する代謝状態がありますが、貯蓄と燃焼のスイッチを制御しているのがホルモン(インスリンとグルカゴン)です。これらのホルモンは血糖値の上昇・降下に反応して分泌されます。断続的断食とは、このエネルギーの貯蓄・燃焼モードをバランスよく制御する方法です。
ヨガ・スートラによれば、ヨガとは呼吸と体をコントロールする事によって精神を安定させる修行ですが、(you are what you eat) 食物から得た栄養がが血肉になるのはもちろんですが、さらに食事のタイミングをコントロールすることによってホルモン、さらにエネルギー代謝を意識的に操作することで、さらに高みの自己統制に繋がります。
私の場合、断続的断食を始めてから4ヶ月で8キロ体重が減り、今までどれだけ代謝のバランスが悪かったかを自覚しました。お陰で体が軽くなり、今まで無理だったアサナも出来るようになり、体幹の動きがより鮮明に感じられるようになりました。皆さんも断続的断食、始めてみませんか?

